お絵かきをする皆さん!
キャラクターの固有色などはわかっても、夕方や、夜など大きく色が変化するときどのようにして色を選べばいいのかわからない。
自分のイメージする雰囲気に寄せることができない。
なんてことはありませんか?
私もそうです…
ですが、ある人のポストがきっかけで新たな気づきを得ることができました。
今回はそれを実践してみたので、やってみて感じたこと、学びなどを書いていきたいと思います。
色は単独で存在するのではない
はい、結論から言うと、色は単独で存在するのではなく、隣り合う色同士の関係性で決まります。
その解説として分かりやすいのが絵を描く人の以下のポストです。
つまり、自分が一番使用したい色を決めて、そこから隣の色が暗いか、明るいか、暖かい色か、寒い色か、などを決めていく方法ですね。
この方法は、普段使用しているだろうカラーサークルパレットだと理解しにくいので、


このHSVカラースライダーを使用すると色づくりが簡単になります。
これを意識して最初に描いたのが、下の風景模写です。

夕焼けのオレンジの空を表現したかったのですが、写真と比較してみるとオレンジ味が薄くて少しインパクトに欠ける印象があります。
また、この模写にはかなりスポイト機能を使用して写真から色を取りました。
なので自分のイメージする画、というよりは写真に寄せるという意識に引っ張られちゃってますね…
参考作品
この絵を描いてから、絵を描く人のポストに啓発され、感覚をつかんだお絵かきの民のポストを見てこういう風に描きたい!と、改めて思ったのでいくつか紹介します。
こちらの方々はまさに色相を大きく変えた絵ですよね!雰囲気を感じられるというか。
色相を変える
先ほど描いた際の反省点を踏まえ、もう一度違う風景画を模写したのがこれです。
パステル雰囲気を目指して

この絵はパステルのような雰囲気を目指しつつ、日が当たっている壁に見えるピンクっぽい色を表現したくて描きました。
2枚目はスポイトで色を取ることはなく、HSVカラースライダーを駆使して描いた作品です。
これを描く際にかなり頭を使いましたが、イメージ通りに仕上がって満足です。
ちなみに、製作時間は1時間46分です。1枚目はスポイトを使用したというのもあって30分ほどです。
ほかにも、写真の中に直接物体やキャラクターなどを描きこみ、トーンを合わせてみるというのも新たな気づきを得られて面白かったです。
写真に描きこむ
実際に描きこんだ画像がこちらです。


自分の書きたいものを描きつつも、写真に溶け込ませる、というのも普段あまりやらないことなので面白かったです。
他の方が描いた作品でいいなと思ったものを掲載しておきます。
参考作品2
さいごに
この方法ですが、風景画など、参考になるものがあれば結構筆が進みやすいですが、創作イラストですと、なかなか難しいです。
とくに、私個人の意見ですが、背景がないキャラ絵や、立ち絵などは周りの色などを想定しずらいので難しいです。
逆にシチュエーションが決まった一枚絵などは背景があるため、いい練習になると思います。
皆さんも挑戦してみてください!
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